おすすめのVPNサービスを教えて!
- VPNとは
- おすすめのVPNサービスの特徴と比較
- 各サービスの選ぶ基準(こんな人におすすめ)
外出先でインターネットを利用する際、どうしても気になるのがセキュリティ。
気軽にフリーWi-Fiなどを使ってしまうと、情報漏洩などのリスクも高い・・・。
そこで有効なのがVPNサービス。
お手軽にセキュリティを守りながらネット接続ができちゃう便利なサービス。
今回は、そんなVPNのおすすめサービスについてご紹介します。
セキュリティを守るサービスはめっちゃ重要!
一応私の本職はネットワークエンジニア。
かれこれ10年以上はインターネットの世界で仕事をしています。
ということで、多少なりとも有益な情報をお届けできるはず・・・。
プロの知識と経験をもとにわかりやすく紹介します!
VPNってどんなサービス?
そもそもVPNとはどんなサービスなのか。
VPNとは「Virtual Private Network」の略称。
直訳すると、「仮想的な自分専用のネットワーク」といった意味の言葉です。
通常、インターネット上の通信は外部から攻撃されたり、通信内容を読み取られたりする危険性があります。
※詳しくは以下の記事を参照
VPNはそんな危険から通信を守ってくれる機能。
暗号化トンネルなどの技術を駆使して外部の攻撃から通信内容を守ってくれます。
特に力を発揮するのがフリーWi-Fiなどのセキュリティが不安なネット環境。
VPNを活用することで、セキュリティを守りながら、フリーWi-Fiで快適にネット利用ができちゃいます。
外出先でよくネットを使う人は必須のサービスですね
VPNサービスが特におすすめなのはこんな人。
- 外出先でよく公共のWi-Fiに接続する人
- 気軽にセキュリティ対策を行いたい人
- 海外用のコンテンツや情報を利用したい人
3つ目の詳細については本記事では触れませんが、VPNを使った裏技のようなもの。
Netflixで本来見れないジブリ作品を見たり、海外価格でチケットを入手したりなどの用途に利用します。
ニーズがあれば、そちらも記事にして紹介しますね
VPNサービスは無料 or 有料どちらが良い?
VPNサービスは基本的には有料のサービスになりますが、実は無料で利用できるものもあります。
無料で使えるならそっちを使いたいな・・・
結論から言うと、無料のVPNサービスはあまりおすすめできません。
理由は以下の通り。(あくまで傾向のため、全てのサービスに当てはるわけではありません)
- 通信速度が遅い/不安定
- 利用できるデータ容量に制限がある
- 複数台の同時接続ができない
- VPNの脆弱性が高い(安全性が低い)場合が多い
- 管理者側にデータが漏洩する危険性がある(悪用される危険性)
- アクセスできるサービスやコンテンツが限定される場合が多い
などなど・・・。
コストをかけずに利用できるのは大きな強みですが、セキュリティ面のリスクや使い勝手の不便さがあるため、可能な限り有料サービスを利用した方がベターです。
リスクや制限事項が問題ないと判断できる場合は、無料VPNサービスもアリかもしれませんね。
目的次第で選びましょう
おすすめのVPNサービス3選
ここからは実際におすすめのVPNサービスを紹介します。
たくさんあるVPNサービスのなかで、最も人気のある3強を揃えてみました。
選ぶならこの3つがおすすめ
紹介の前に、まずはVPNサービスに大事な要素の解説も載せておきます。
- 料金について
-
利用料金は基本的にどのサービスもサブスク型。
年額契約などの長期で契約するとお得になるパターンが多いです。 - サーバー数について
-
サービスで実際に利用できるサーバ数。
一般的にサーバ数が多いとそれだけ安定してVPN接続が行えます。
またサーバを設置しているエリアが多いほど様々な場所からインターネットを利用できるため、汎用性が高いといえます。 - ノーログポリシーについて
-
運営元が利用者の通信ログを保管しないこと。
行動履歴を残さず通信ができるのでプライバシーが守られ、快適にインターネットを利用できます。
ちなみに無料のVPNサービスはノーログポリシーに対応していないものが多いです。 - 通信速度について
-
VPN利用時の通信速度。一般的に、VPNの処理に伴い通信速度は遅くなります。
また、実際に利用している回線に依存するので、比較はあくまで目安です。
商品 | 特徴 | 最安月額料金 | 対象サーバ数 |
---|---|---|---|
NordVPN | 通信速度が速い 接続できるサーバ台数が多い 業界最大手のVPNサービス 固定IPが利用可能 脅威対策機能 一部サポートが英語対応 中国で利用不可(2024年4月時点) | 550円/月 (2年契約時) | 設置国数:111カ国 サーバ台数:6316台 日本サーバ数:130台以上 |
ExpressVPN | 通信速度が速い アプリで簡単操作 一部サポートが英語対応 中国で利用不可(2024年4月時点) 固定IPの提供はなし 料金がやや高め | 6.67$(約1,000円)/月 (1年契約時) ※1ドル150円で計算 | 3,000台以上 設置国数:105カ国 サーバ台数:3000台以上 日本サーバ数:20台以上 |
MillenVPN | 30日間返金保証がある 固定IPが利用可能 運営元が日本(サポートも日本語) 料金が比較的安価 1週間単位のプランがある 通信速度が安定しないケースがある 中国で利用できないケースがある 接続できるサーバ台数が少ない | 360円/月 (2年契約時) | 設置国数:72カ国以上 サーバ台数:1300台以上 日本サーバ数:情報なし |
結局どのサービスが良いの?
それぞれのサービスに合う方をまとめてみました。
下記のイメージで考えてみると、自分に合ったサービスが選びやすいと思います。
- NordVPN
-
- 大手のサービスで安心して利用したい人
- より強固なセキュリティ対策を取りたい方
- 価格と品質のどちらも妥協したくない人
- ExpressVPN
-
- 価格よりも通信速度重視の人
- MillenVPN
-
- 日本語でサポートを受けたい人
- 価格重視の人
迷ったら「NodeVPN」を選んでおけば問題ないかと思います
まとめ
最後に、各サービスの特徴をまとめてみました。
セキュリティ | 通信速度 | 対象サーバ数 | 料金 | |
---|---|---|---|---|
NordVPN | ||||
ExpressVPN | ||||
MillenVPN |
実際の使い勝手などは人それぞれの好みもあると思います。
どのサービスも「30日間返金保証」が付いているので、まずは一回試してみてから考えるのもアリかもしれませんね。
気軽にトライしてみるのもアリだと思います
さいごに
今回は、おすすめVPNサービスについて解説しました。
どこでも気軽に Wi-Fiに繋げられる時代となり、それに伴いいろいろなリスクも増えてきています。
ネットの世界は危険がたくさん・・・
こういった分野のサービスは、平和な時はあまり恩恵を感じないかもしれません。
しかし、「コト」が起きてから後悔しても遅いです・・・。
VPNサービスを始めるかどうかは別として、一旦セキュリティについて見直してみるのも良いかと思います。
それではまた〜。
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